右の写真の『綿ほこり』のような部分。これは蟻道(ぎどう)です。
蟻道(ぎどう)とは、シロアリが通るトンネルのようなもの。
知らないうちにやってきて柱などを食べてトンネルを作ります。
実は、ほかの昆虫に見つかると全滅するくらい弱い部類。
普段 シロアリは、材木の内部や地中深くに生息。
明るいところ(太陽光)や風を避けたいので、
蟻道(ぎどう)と呼ばれるトンネルの中を移動しています。
それは、シロアリの皮膚が非常に薄く、光に数分あたっただけで死んでしまうからだそうです。
そのため人目につきにくく、気づいたときには被害が進行していることが多いのです。
地震や台風など災害への備えとともに
少しでも建物倒壊のリスクを減らしたいですね。